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 愛知県出身の岩田ななえは、評論家を含める観客から『内に秘めた熱さが伝わり、感動を蘇らせる演奏者』として高い評価を得ている。評論家の渡邊兼からは『影の濃い旋律表現と徹底された音色がどの部分にも現れ、安定した音楽内容』と賞賛された。2008年、ニューヨーク、カーネギーホールにてソロリサイタル(アーティストインターナショナル主催)を行い、好評を得た。

  2歳からピアノ、3歳からヴァイオリンを始める。幼少時よりヴァイオリン部門、ピアノ部門、声楽部門において数々の賞を受賞。10歳の時、一年間アメリカ、シアトルに単身留学。在米中シアトル・ヤングアーティストピアノコンペティション優勝。 2003年名古屋国際音楽コンクールにて弦楽部門3位、ヴァイオリン最高位受賞。2006年ジェファーソンシンフォニー・ヤングアーティストにてファイナリストに選ばれる。2007年サランティン・コンクール入賞、特別賞を重ねて受賞。2011年ジュリアード音楽院で行われた学内コンクールで優勝し、 2012年3月、ニューヨークのリンカンセンターにあるアリスタリーホールにてコンチェルトデビューする。

 ソロに加え、9歳から12歳までNHK名古屋青少年交響楽団、2000年より小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、若い人のためのサイトウ・キネン室内楽勉強会に参加。そのほかアスペンミュージックフェスティバル、モーツァルトテウム音楽祭など数々の音楽祭に参加。2005年には世界的指揮者・小澤征爾に認められ『東京オペラの森』に最年少で出演。2010年より毎年サイトウ・キネン・フェスティバル松本に参加している。

 今ニューヨークで最も注目されている小編成のグループ The Knightsの一員として全米ツアー、ヨーロッパツアーを行っているほか、ヨーヨー・マ、ヤン・ボーグラー、ララ・セントジョーンズなどと共演し大成功を納めた。2011年、The KnightsのCDがクラシック音楽小編成部門にて、カナダのグラミー賞に位置づけられているJUNO賞を受賞。2011年にはChannel Thirteen という日本でいわば情熱大陸のような特集に出演する。また、同年、映画『Late Quartet 』にヴァイオリニスト役で出演したアカデミー賞男優賞受賞の俳優フィリップ・シーモア・ホフマンのためバイオリンを指導し映画製作中もコーチとして携わる。

 マサチューセッツ州ボストン、ウォールナットヒルスクール(芸術高校)を卒業後、ジュリアード音楽院にて学士課程を終了。2008年に同学院修士課程を全額奨学生として修了。 今までに潮田益子、川崎雅夫、ロナルド・コープス(ジュリアード弦楽四重奏メンバー)モニカ・ハゲット、シンシア・ロバーツ各氏に師事。今年2011年より、バロックバイオリンの勉強をするため、再度ジュリアード音楽院修士課程に入学。現在NYに在住、30人近くの生徒を受け持ちながら、ニューヨークを中心に講師、演奏家両方にて活躍中。2011年NY、アリスタリーホールで行われたJuilliard415にトン・コープマン指揮の元、コンサートマスターを務めた。また、2013年にバッハ音楽の巨匠、鈴木正明氏との指揮のもと、ジュリアード音楽院、エール大学のジョイントツアーでは再度コンサートマスターを勤め、日本、シンガポールのツアーを成功させた。演奏活動の他にも、日本の音楽雑誌「サラサーテ」にジュリアードの学部生時代毎号連載、またボランティア活動の一巻とし訪問演奏も行っている。現在音楽教育のための教本作りまた、指導者の為のコースを開き大好評を得ている。